生い立ち * Histórico pessoal

日本で生を受け、若干1歳半で家族とブラジル、サンパウロに移住。自宅では日本語、外ではポルトガル語で育つ。3歳から14歳まで福田音楽学園でバイオリンを習う。6歳まで、松柏学園で日本語を学び、現地小学校にあがってからは松の実学園に通う。中学時代はグリンピースの活動家に憧れ、高校時代前半は白衣を着た科学者を夢見る。その後ブラジルの外交官になろうと試みるが、国籍は日本、ブラジルの国籍を取得するまでに至らず断念。世界の貧困問題に貢献したく国連職員を目指し、サンパウロ大学の社会学部に入学。在学中、人権団体でインターンをするも、理想と現実のギャップに失望。高校からアルバイトで日本語を教えていたこともあり、国際協力事業団(JICA)の日本語教師研修の話が舞い込み、休学、平成8年4月から1年間横浜の海外移住センターで研修を受ける。

ブラジルに帰国、無事大学を卒業、在サンパウロ日本国総領事館の現地職員として勤務。縁があり、2002年に日本に帰国。派遣社員として外資系製薬会社、広告代理店で働く。都合により、2007年から2008年まで東ティモール、2008年から2010年まで中国で過ごす。2010年に日本に帰国してからは、フリーランスの翻・通訳者として活動。2019年に念願のポルトガル語通訳案内士試験に合格、春と秋のハイシーズンにはガイドとして日本中を走り回り、オフシーズンでは翻訳や通訳の仕事に従事。

学生時代、脚本家を目指すほど映画が好きで、2012年から産休を挟み、2年かけて映像の字幕翻訳講座を修了。映画の予告編、冊子などの翻訳、舞台挨拶の通訳、ドラマのベタ訳などを手掛ける。

子供の頃バイオリンを習っていたものの、大のスポーツ好きで、親には内緒で学校のバレーボールやバスケットのクラブに入り、たくさん汗を流す。テニスはグランドスラムの試合をテレビにかじりついて見る。サッカー観戦は家族が怖がるほど熱くなる。スポーツ実況や選手インタビューの翻訳も多数手掛ける。

Posted by NMN